
無理無理無理!これを個人でやるなんてとんでもない!リアホイールの取り外しだけならともかくタイヤを交換するなんて到底無理。特に2008年から採用されたワイドタイヤは240サイズ。これをタイヤレバー使って人力でなんとかするのはまず不可能でしょう。大人しくホイール外してディーラーに持って行くべきそうするべき。
ホイールを外すだけなら難易度はそれほどでもない。ただしかなり時間がかかるので結構面倒。かといって全てをディーラーに任せると凄い工賃が襲ってくるぞ!


ここではタイヤ交換を含めないホイールの取り外しのみに使用する工具を掲載する。ベルトガードとキャリパーを外すためのヘックスレンチ(六角棒レンチ)。ベルトガードを外すための13mmショートラチェットレンチ。ナットが奥まった所にあるのでショートじゃないときつい。

名称 | 5、8mmヘックスレンチ |
参考価格 | ホームセンターのセットで1000円くらい |
重要度 | ★★★★★★★★★☆☆ |

名称 | 13mmショートラチェットレンチ |
参考価格 | 定価2440円(トップ工業の13mmショートラチェットコンビ) |
重要度 | ★★★★★★★★★★ |

名称 | T50トルクスレンチ |
参考価格 | ホームセンターで1000円くらい |
重要度 | ★★★★★★★★☆☆ |

名称 | Cリングプライヤー(スナップリングプライヤー) |
参考価格 | 1000円くらい |
重要度 | ★★★★★★★★☆☆ |
ジャッキは当然必須。リアフェンダーを上げてタイヤを引きずり出す時にも大活躍。

名称 | 36mmボックスソケット |
参考価格 | ホームセンターで1000円くらい |
重要度 | ★★★★★★★★★☆ |

名称 | ジャッキ |
参考価格 | ホームセンターで3000円くらい |
重要度 | ★★★★★★★★★★ |



ジャッキアップ後にリアサスペンションを中途半端に取り外します。正確にはスプロケット側のサスペンションは下のボルトのみ、マフラー側のサスペンションは上側のみ取り外します。
左右で取り外す場所が異なるのは単に作業効率の問題です。マフラー側は下のボルトを外すためにはマフラーの取り外しが必要なため面倒すぎる。


本命のアクスルシャフトを取り外します。写真左のCリングをCリングプライヤーで取り外します。次にボックスソケットで右写真のでかいアクスルナットを外します。


ドライブベルトを取り外します。アクスルナットを外したらホイールを前方に最大まで押すとベルトが緩んで外れます。これはシャフトを完全に外してからの方がやりやすいかも。


アクスルシャフトを抜いたらホイールが取れるだろうと思いますが、どっこい最後に左写真のブレーキキャリパーとステーを分離させます。これを怠るとホイールを外そうと後ろに引っ張ってもブレーキキャリパーが邪魔をして外せません。


私は最初その事に気づかずホイールを引っ張りながら「取れねー!取れねー!何故だ!?」とガタガタやってました。外したキャリパーは車両前方へずらしておきます。これでホイールを完全に外すことができます。
リアフェンダーのナンバーステーなどに接触しないようジャッキで高さを調節して注意して後ろにゴロゴロと引っ張ります。
この作業はようやく終了ですね。え?取り付け?グリス塗っとけば良いんじゃない。


