画像・リアサスペンション
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タイトル・リアサスペンション交換

作業難易度・リアサスペンション交換

サブタイトル・管理人的解説

ハーレーを問わずクルーザーであればよく行われるカスタムではないでしょうか。普通は走りの性能向上のために高機能なものに変更しますが、クルーザーは主にローダウン、見た目の向上ですね。
しかし車高を落とすと単純に足つき性も良くなるので馬鹿にできない。何?ストローク量が下がって乗り心地が悪くなる?聞こえんな~。
作業は結構揃える物が多いのであなどれない。特に19mmスパナが無くて頓挫する場合がある。逆にいうと道具さえ揃っていれば簡単な部類だろう。全てスムーズに進めば30分ほどで終わると思われる。ただしマフラーの取り外しの際に錆で固着してたりすると結構パワーが必要になる。マフラーがスムーズに外れるか否かで作業時間が変わる。

タイトル・揃える道具

T50のトルクスレンチと19mmスパナが必須。トルクスレンチはサスペンション上下を留めているボルトに使用。19mmスパナは下部のナットに使用。スパナに関してはモンキーレンチで代用できなくもないが危険。そもそもスパナ自体あまり使いたくないがこの作業に関してはスパナでないと無理。

画像・コンビネーションレンチ(スパナ&メガネレンチ)
名称 19mmスパナ
参考価格 ホームセンターで1000円くらい
重要度 ★★★★★★★★★★
画像・トルクスレンチ
名称 T50トルクスレンチ
参考価格 ホームセンターで1000円くらい
重要度 ★★★★★★★★★★

マフラークランプを外す際に地味にディープソケットが必須。ショートタイプではクランプを留めているナットに届かないので注意。ちなみこのナットは正確なサイズが不明で、ノギスで計ると14.5mmという半端な数値なので多分インチサイズ。管理人は16mmを使用したが明らかにガタがあるので15mmの方が適性。
また同じくマフラーを外す際にリーチのある6mmヘックスソケットが必要。一般的なヘックスレンチだと長さの面で厳しい。管理人はT型ハンドルとヘックスソケットを使用しています。T型ハンドルの代わりにラチェットレンチ+エクステンションとかでも可。あと当然だがジャッキ必須。

画像・ソケット
名称 15mmディープソケット
参考価格 ホームセンターで1000円くらい
重要度 ★★★★★★★★★★
画像・T型ハンドル
名称 T型ハンドル
参考価格 ホームセンターで1500円くらい
重要度 ★★★★★★★☆☆☆

画像・ヘックスビット
名称 6mmヘックスビット
参考価格 ホームセンターで600円くらい
重要度 ★★★★★★★☆☆☆
画像・ジャッキ
名称 ジャッキ
参考価格 ホームセンターで3000円くらい
重要度 ★★★★★★★★★★

タイトル・作業手順

サブタイトル・手順1

ジャッキアップ。とにかくジャッキアップ。
なお、先にサスペンションのボルトを緩めてからがお勧め。

画像・ジャッキアップ

サブタイトル・手順2

左右どちらが先でも問題ないが、マフラーが無い側が簡単。トルクスレンチで赤丸の2つのボルトを外します。このボルトはネジロックでがちがちに固められているので馬鹿みたいに固い。素手じゃ無理なので管理人はハンマーで叩いて回しました。

画像・リアサスペンション取り付けボルト
画像・リアサスペンション取り付けボルト外し

マフラー側のサスペンションは下部の赤丸のボルトがマフラーを取り外さないとアクセスできないので、面倒ですがまずはマフラーを取り外します。

画像・リアサスペンションマフラー側
画像・リアサスペンションマフラー側下部ボルト

サブタイトル・手順3

マフラー(サイレンサー)は下の3つのボルトを外せば取り外せます
左はT型ハンドルとヘックスソケット。右はディープソケットの出番です。

画像・マフラー取り付けボルト
画像・マフラークランプボルト

ところでこのマフラーのサイレンサー部分ですが、ボルトを全部外せば簡単に抜けるかと思いきや、熱による焼きなのか錆びのせいなのか固着が酷く引っ張ってもびくともせず外すのに30分近くかかってしまった。

画像・マフラー取り付けボルト取り外し
画像・マフラーサイレンサー部分取り外し

サブタイトル・手順4

ここまで来たら後は楽勝だろうと思うが、意外な伏兵が存在する。マフラー側下部のボルトだけ赤丸のナット留めになっているのだが、作業当時管理人は19mmのスパナを持っておらず、モンキーレンチで代用したところお約束のごとくナットをなめた。

画像・リアサスペンションマフラー側ボルト・ナット
画像・ナットなめる

こうなってしまってはどうすることもできず、結局「ディーラーはやくきて~はやくきて~」状態でバイクごと持って行った。
こんな馬鹿なことにならないためにもモンキーレンチなど使わず必ずスパナを用意しよう。スパナも大概だけど・・・。

この作業はようやく終了ですね。

タイトル・作業余談

サブタイトル・光軸が狂っとる

今回管理人はノーマルサスからナイトロッドスペシャル純正のサスペンションに変更した。私の調査が正しければV-RODより1inch短い。単純に2cmくらいダウンするわけだ。

ここで気をつけるのはリアをダウンすると当然フロントが上に傾く。つまり光軸が上にずれる。何がまずいって車検の時に光軸で不合格になる。管理人の場合上に24cmずれるという結果でした。気をつけよう。

画像・光軸が狂っとる

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