このページでは管理人の独断と偏見によるV-RODの最強ぶりとそれを駆る人間の心構えを解説しています。V-RODオーナーの方、これからV-RODを購入しようとしている未来のオーナーの方は必読。
なお、クソ真面目な方、ネタをネタだと理解できない方は読むと頭がおかしくなって死ぬのでお帰り願おう。
ずばり結論から述べよう。
「馬力」
この手の話題は口で説明するより実際の計測データを見てもらった方が手っ取り早く納得できるというもの。本当につよいやつは強さを口で説明したりはしないからな口で説明するくらいならわたしは牙をむくだろうなV-RODシャーシダイナモで99とか普通に出すし
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これはオートバイ用品店のライコランド多摩店にて2009年に計測したデータである。私のV-RODは2008年式の1250cc。最高出力(馬力)99.4ps、最高速度は235kmほど。
見ろ、このV-RODの圧倒的力のパワーを。ハーレー=遅いという方程式はV-RODには当てはまらないことが良くお分かり頂けたと思う。とかなんとか言ってると性格の悪いスーパースポーツ乗りが、
「V-RODって100馬力も出ないの?僕のR1は170馬力は出るよ?」
「SSじゃ100超えなんて余裕だよ?」
とか、その通りですナメタ台詞を言ってくる恥知らずがいるが、話を最後まで聞かない浅はかさは愚かしい。誰が「全バイク中最強」といった?V-RODは、
「ハーレーダビッドソンファミリーの中で最強」なのだ!(どや
それではV-RODの最強の肩書きに納得してもらったところでV-ROD乗りとしての心構えを述べていきたい。
V-RODに乗る者は信号待ちで最前線になった場合、スタートダッシュで絶対トップにならなければならない。たとえ後ろにいる車や横に並んだ車が、
「あいつ馬鹿じゃねーのwwwwww」
とか、その通りですナメタ台詞を言っていたとしても決して迷ってはならぬ。スタートダッシュしなければならないのだ。
信号待ちからのスタートダッシュで隣に並んだ何者かに負けることはあってはならない。何故ならハーレーダビッドソン最強のマシーンであるV-RODの敗北、それすなわちハーレーダビッドソン100年以上にわたる歴史の敗北といっても過言ではない。V-ROD乗りはその双肩に常に最強の看板を背負っていることを自覚するべきそうするべき。
仮にもしV-RODに乗って50ccの原付に遅れをとるようなことがあった場合、その場で腹を切るのが筋であろう。最強の義務は最強のプレッシャーとなって襲いかかってくる。V-ROD乗りは常に制圧前進あるのみ!
最強に敗北は無いのだ!
「たちごけ」とは主に停まっているかもしくはそれに近い状態での転倒を指す。走行中でない状態での転倒といえば良いだろう。恐らくバイク乗りならば一度は経験するはずのアクシデントである。大抵は、
「やっちゃったよーwww」
とか笑い話で済むレベルであったり、修理費が結構高くついたりと被害は変動するが、V-ROD乗りにとって立ちごけは極刑に当たる重罪である。
何故か?立ちごけはダサい、とにかくダサい。そのダサさたるや他に形容しがたいカッコ悪さである(円グラフ参照→)。
立ちごけしてもカッコイイのは日本ではキムタクかガクトぐらいだろう。
そして困ったことに立ちごけのダサさはバイクが高性能かつ高価格であればあるほど比例する(線グラフ参照→)。
例えばスーパースポーツの各メーカーフラッグシップモデルに乗る者にいたっては、
「立ちごけしたらバイク引退」
という暗黙の掟はあまりに有名。ハーレーダビッドソン最強のマシーンであるV-RODになると立ちごけした瞬間に今年度の日本カッコ悪い大賞受賞するレベル。なにより最強であるV-RODが無様にも大地に横たわる姿を大衆に晒すなどあってはならない。いや、V-ROD乗りならば膝を着くことすら許されないのである。そしてさらにそこから、
「すいません、誰か(起こすの)手伝ってください」
などとサラッと言ってしまうアワレな貧弱一般人タイプの人はV-ROD乗りになる資格は未来永劫永久にない。ハーレーダビッドソンなどの200kg超え重量級バイクを一人で起こすのは立ちごけした際の唯一の名誉挽回のチャンスなのだ。それをすぐに人に頼るなど軟弱の極み。
ただし、一人で起こそうとして結局起こせず誰かに助けを求めた場合さらにダメージは深刻で、最早V-ROD乗りの面汚しと罵られるのは確定的に明らか。「自分は器ではなかった・・」と大人しく降りるべきそうするべき。
最強に立ちごけはないのだ!
ハーレーダビッドソンは特殊なバイクである。街中を走るハーレーを見るとみんな似たような服装をしていることに気づくだろう。賢明なバイク乗りの方ならもうお分かりのはず。そう、ハーレーダビッドソンに乗る時は専用のコスチュームが指定されているのだ。
本場USAのハーレー乗りになると週末専用のコスチュームに身を包みハーレーダビッドソンの歴史と伝統に敬意を示しつつ、ハーレーに乗れることへの感謝の祈りを捧げた後、胸の前で十字を切りようやくイグニッションスイッチを入れるのである。
「お前らジャップはそこまでやらなくていいよ」
とUSAからお許しが出ているが、以下の決まりは守るべきだあろう。
まずハーレーダビッドソンに乗る者は安物を着用してはならない。そして必ず上下どちらかレザー製品でなければならない。これに違反した者は3年以下の懲役か50万円以下の罰金に処される。特にバイクがハーレーやBMWなのに服装が安物だと、
「こいつ無理してんなwwwwwww」
と、バイク馬鹿丸出し&ローンで購入したのがバレバレである。これはあなた個人の問題で済めば良いが、ハーレー乗り全体の影響を考えるべきそうするべき。勿論V-ROD乗りとしてもあってはならない重大違反である。もしあなたが、
「ジーンズとパーカーで両方ユニクロです」
とか別にいいじゃんナメタ服装をしてV-RODに乗ろうとしていた場合、悪いことはいわない。今すぐジーンズメイトに行ってリーバイスのジーンズとネット通販とかで一番安くてよいから革ジャンを買ってこよう。ここで「そんなお金ありません」とかいう人はそもそも本当にハーレー買ったのかと疑いたくなる。
なお、ハーレーダビッドソンの中でもスポーツスターファミリーだけは特別にカジュアルな服装が許可されており、オシャレパワー優先で衣服を選択しても良い。しかしV-ROD乗りは通常の服装指定が適用されるのでV-ROD乗りならば常々服装に最新の注意を払うべき。
最強は服装にも抜かりはないのだ!
このページを作る切っ掛けは私が収集していたデアゴスティーニの週刊ハーレーダビッドソンにある。マガジンの詳細はホームページでも見てもらうとして、注目すべきはこのマガジンには各車種のスペック表に最高出力(馬力)が表記されていたことだ。
ハーレー乗りなら既にご存知だと思うが、ハーレーダビッドソンは車両のスペック表に最高出力を表記しない。エンジンの性能で表記する数値はトルクだけである。
最高出力といえばやはり車やバイクでは注目すべき数値であり商品として重要なアピール部分であろう。特に男の子であれば、
最高出力=ドラゴンボールでいうところの「戦闘力」
といっても過言ではなく、「馬力すごいですね憧れちゃうなー」はいつの時代も共通認識なのは確定的に明らか。
では「何故ハーレーダビッドソンでは最高出力を表記しないのか?」という疑問が出てくるが、一番よく話題になる理由が「排気量の割に最高出力が低すぎてイメージダウンになるから」である。なんか情けないですがこれかなり重要で、例えば威風堂々としたエレクトラグライド等の1500ccを超える大排気量ツアラーモデルの最高出力が70psくらいですとか分かったら↓
「ロードキングwwwwwww」「王者の風格凄いですねwwwwwww」
とかなってもうだめ。
ここでハーレー乗りは「空冷OHVのロングストロークだから仕方ない」とか「ハーレーはトルクで走るんだよ」とか「バイクは性能じゃない、フィーリングだ」とか仕舞には「ハートだ」とかなんかもう色々な理由を付けて反論しますが絶対的な数値が出た以上、精神論とか浅はかさは愚かしい。
しかしV-RODは水冷60度V-TWINというエンジンにより120psという馬力を誇る。これを上記のマガジンで見た時そりゃ大喜びってもんですよ。ハーレーだけでなくこれまでクルーザーの中でこれだけの出力を出すバイクはまず無い。最強厨冥利。ちなみにデアゴスティーニに確認を取ったところ、この数値はクランク軸出力だそうです。ライコランドで計ったのは後輪出力。大雑把な話、後輪出力はクランク軸から10%~20%落ちるらしいので99psというのはあながち間違いではない。
それでもこの数値は当時かなりショックで、100は行くと思ったのに悲しみが鬼なる。ちなみに計測の際に店員から↓
「5足でレッドゾーンまで回すとぶっ壊れるから止めた方がいいですよ」
と忠告されていたが、どうせやるならとことん計測したかったので、
「ぶっ壊れたらしょせんその程度のバイクだということです」
とか言ったら、
本当にぶっ壊れた。
まさに「ほらみたことか」といった感じ。見ろ、やはりその程度のバイクだった。レギュレーターが骨になってバッテリーもオシャカになりアワレにもエンジンがかからず翌日ディーラーにトラックで迎えに来てもらいそのまま入院となった。この日のためにエンジンオイルにモチュール300Vとスーパーゾイルまで入れて万全の体制で臨んだはずなのにこのザマ。
そもそもハッキリと数値を出したかったのはあるバイクの存在がある。その名はM109R。この英数字の羅列の今一覚えにくいバイクはスズキが海外向けに出しているクルーザーで、なんとV-RODと同じく水冷V-TWINエンジンを搭載しており、リアタイヤのサイズもV-RODと同じ240。スタイリングも全体的にV-RODに似ており・・・つーかーぶっちゃけパクリだろちくしょう;;
特にM109R2とか完全にV-RODだろ。
ところが困ったことに排気量は1800ccという空気を読まぬキチガイぶりの超パワーで、最高出力は125psとV-RODの120psを上回る。つまるところV-RODがクルーザー中最強だと思ったらこいつの存在のおかげで最強じゃなかったという話。
きさまさえ・・・きさまさえいなければ・・・最強厨絶望;;